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新しくワークステーションを組んだ

自作ワークステーション ( Ryzen Threadripper 2990WX ) が飛んだので、オンボロ Mac Pro でやりくりしていましたがスペック不足だったり痒いところに手が届かなかったのでもう一度組むことに。

環境構成

前々から比較検討していた中で、コスパと環境の柔軟性から再度 Ryzen Threadripper で組むことに。ソケットが変わるためCPUとマザー、ケース以外は原則流用。主な構成は以下の通りで、選定理由など後述

Ryzen Threadripper 3960X

継続して Ryzen Threadripper を採用することはほぼ決めていたのですが、どのモデルを採用するかはお財布との相談も含め非常に悩みました。単純に比較すると前世代 ( Ryzen Threadripper 2990WX ) から比較するとコア数で25%の減少になりますが、費用と、世代が変わったことによる性能向上のバランスから今回は24コアの 3960X を採用することに。特にコア数の変化で困るようなことはなく、それ以上に性能向上による恩恵 ( 主にメモリ周り ) が大きい印象です。

ASRock TRX40 Creator

Haswell の頃から基本的にPCを組む時は ASRock を贔屓にしているため今回も採用しました。2990WX のときには Taichi を使っていましたが、今回は拡張性の良さを重視し、魅せる要素を排除したため Creator にしました。

Corsair HX1200

何も考えずに済むので1600W級電源を新しく購入したかったのですが、ワークステーションが飛んだ際にまず電源不良を疑い、ベンチ台用に購入してあった電源をそのまま採用。特に不満はないですがそのうち変えたいところ。

Define 7 XL

今回一番使ってみたかったのがこのケース。Defineシリーズは以前にも使っていたのですが、大きい奴が出たので改めて購入。Threadripper は排熱の都合でどうしてもうるさくなりがちなので静音性と組やすさの面でとても満足しています。側面の静音材の効果が本当に凄いです。クソデカいですが…

環境を移行してみて

体感として CPU とメモリ間のアクセスでもたつく感覚が無くなりました。これはメモリの実行速度が上がったことと、CPU内の設計が変わったことがかなり影響していると思いますが、Adobe 製品などメモリをふんだんに利用する際にかなり快適になっています。

GPU を利用した画像処理や、CUDA を利用したレンダリングなどをしていきたいので、今後GPUをRTX Aシリーズのリース落ち等に変更したいな等考えています。

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