特にガタが来て今すぐというわけではないけど、向こう5年を見据えて次期ワークステーションの検討をしてみる
現ワークステーション諸元
- Ryzen Threadripper 2990WX
- 128GB RAM (DDR4-2666MHz 16GB * 8)
- Radeon RX Vega 64
- Corsair HX1000i
- Corsair 780T
余裕あるケースの中に、問題児CPU と HBM GPU を載せたロマンPC。ゲーム用デスクトップと切り離し、ワークステーションに相応しい何をするにも事足りるスペックとして仕上げ、とても気に入っている。
電源、GPU は 旧PC から流用し実働5年を迎えつつあり、稼働時間的に故障が怖くなってくるタイミング。ケースもボロボロ。
ワークステーションに求めるモノ
- ゲーム以外の全てのタスクが1台で完結することがベスト
- Adobe 系ソフトを利用するため、ホストOS は Windows or Mac であることが必須
- Windows 機の場合、iOS ビルド環境を別途用意する必要がある
- MacBook Pro については現状保有している
- マルチタスクに耐えうるスペック
- 24時間365日ほぼ連続稼働で耐用年数7年程度は欲しい
候補
Mac Pro ( 2019 )
- コア数は減るが特に問題にはならない
- RAM とストレージは充分に積むことができる
- Radeon Pro Vega Ⅱを積むことができる ( ロマン )
- 集合体恐怖症の人に破壊される恐れがある
- 高すぎる
M1 搭載 Mac mini
- Arm SoC
- コスパ◎
- RAM 16GB はどう考えても足りない
- 拡張性に乏しい
- eGPU 周りに不安要素
- ディスプレイの出力枚数などに制限がある
3rd Gen Threadripper
- AMD
- ストレージと RAM に柔軟性
- CUDA対応GPUを搭載できる
- 安定性に不安
- 電源供給・排熱コントロールが十分に出来ないとブラックアウトする可能性大
- 現状の2990WXでも稀にある
- iOS ビルド環境について別途用意する必要がある
- 面倒だが現状から悪化するわけではない
結論
出ると噂の ARM 搭載 Mac Pro の発表を待ってから再度検討することになりそう。
よっぽどのことが無ければ使えるパーツを流用して再度組むか、MacBook Pro のスペックアップを待って一本化の流れがスマートな気がしている。
2021/06/01 追記 – 2990WXがお亡くなりになりました。享年3歳
2022/03/09 追記 – Mac Studio 発表されたがそれまで現有PCが持たなかった